お口のささいな衰えに注意!「口腔機能低下症」の精密検査と予防管理で健康な毎日を|やながわ歯科医院|富津市の歯医者

〒293-0036 千葉県富津市千種新田16-22
大貫駅より徒歩約13分
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富津市役所
通り沿い

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お口のささいな衰えに注意!「口腔機能低下症」の精密検査と予防管理で健康な毎日を

皆さん、こんにちは!千葉県富津市千種新田にある「やながわ歯科医院」です。
当院には、地元の富津市をはじめ、近隣の君津市、袖ケ浦市、木更津市などから、幅広い世代の患者様にご来院いただいております。遠方から足を運んでくださる皆様、いつも本当にありがとうございます。

さて、当院では「歯科医療を通じて、地域のすべての人を幸せに」というモットーのもと、日々診療を行っておりますが、近年特に力を入れているのが、中高年以上の患者さんを対象とした「口腔機能管理」です。今回は、お口のささいな衰えである「オーラルフレイル」や、それが進行した「口腔機能低下症」について、そして当院で行っている精密検査やリハビリ(管理指導)の重要性について、詳しくお話しさせていただきます。

*■ 「口腔機能低下症」とは?放置すると全身の衰えに繋がるリスク*
年齢を重ねるにつれて、「最近、硬いものが噛みにくくなった」「食事中にお茶や汁物でむせることが増えた」「滑舌が悪くなり、話しづらい」「お口の中がよく乾く」といった些細な変化を感じることはありませんか? これらは加齢のせいだと見過ごされがちですが、実はお口の機能の衰え(オーラルフレイル)のサインです。このような症状が複数重なり、加齢や疾患などによってお口の機能が複合的に低下した状態を「口腔機能低下症」と呼びます。

この口腔機能低下症を「歳だから仕方ない」と放置してしまうのは、非常に危険です。お口の機能低下が進むと、十分に食べ物を噛み砕けない「咀嚼(そしゃく)障がい」や、食べ物をうまく飲み込めない「摂食嚥下(えんげ)障がい」を引き起こすリスクが高まります。その結果、柔らかいものばかり食べるようになって栄養バランスが崩れ、「低栄養」状態に陥ってしまいます。低栄養は全身の筋肉量の減少(サルコペニア)を招き、最終的には寝たきりなどの要介護状態に繋がる「全身のフレイル(虚弱)」を進行させてしまうのです。だからこそ、お口の機能の衰えに早く気付き、対策をすることが健康寿命を守るための大きな鍵となります。

*■ 当院で実施する「口腔機能精密検査」の7つの項目*
やながわ歯科医院では、患者様のお口の機能がどの程度維持されているかを客観的に評価するため、専用の機器を用いた「口腔機能精密検査」を実施しています。具体的には、以下の7つの項目を詳細にチェックします。

① 口腔衛生状態不良(お口の汚れ)
 お口の中に細菌が繁殖していないかを調べます。具体的には、舌苔(舌の汚れ)の付着度合いを確認します。
② 口腔乾燥(お口の渇き)
 お口の中が乾燥していると、飲み込みにくさやむし歯のリスクに繋がります。専用の水分計を使って舌の粘膜の湿り気を測ります。
③ 咬合力低下(噛む力)
 専用の感圧シートを力いっぱい噛んでいただき、コンピュータでお口全体の噛む力(咬合力)を数値化して測定します。また、ご自身の歯の残存数を確認します。
④ 舌口唇運動機能低下(舌と唇の動き)
 「パ」「タ」「カ」の3つの音を、それぞれ5秒間でどれだけ早くはっきりと発音できるかを専用の機器で測定します。唇や舌がスムーズに動いているかを評価する検査です。
⑤ 低舌圧(舌の筋肉の力)
 食事を飲み込む際には、舌の力が非常に重要です。風船のような小さなプローブをお口にくわえ、舌の力で上あごに押し付けていただき、その圧力を測定します。
⑥ 咀嚼機能低下(噛み砕く力)
 専用のグミゼリーを普段通りに噛んでいただきます。食べ物を細かくする能力がどのくらいあるかを評価します。
⑦ 嚥下機能低下(飲み込む力)
 ご自身の飲み込みの状態について、「食事中にむせるか」「飲み込みにくさを感じるか」などの質問票(EAT-10や聖隷式嚥下質問紙など)にお答えいただき、嚥下機能のリスクを判定します。

これら7つの項目のうち、3つ以上で基準を下回る低下が見られた場合、「口腔機能低下症」と診断されます。

*■ 専門的な指導と管理で維持・向上が可能です*
検査の結果、「口腔機能低下症」と診断された方や、一部の機能に衰えが見られた方は、少し不安に感じてしまうかもしれません。しかし、どうかご安心ください。口腔機能低下症は、適切なケアとトレーニングを行うことで、十分に改善や進行予防が可能な疾患です。
大切なのは、たとえ軽微な症状であっても、歯科医院で専門的な指導や管理を受け、維持・向上を図っていくことです。 当院では、検査結果をもとに患者様お一人おひとりの状態に合わせた「管理計画」を立案します。例えば、舌の力が弱い方には舌を鍛えるトレーニング器具(ペコぱんだ等)を用いた訓練のご紹介、お口が乾きやすい方には唾液腺マッサージや保湿剤の指導、滑舌が気になる方には早口言葉や「パタカ」の発音練習など、ご自宅で無理なく続けられる運動やリハビリをご提案します。また、必要に応じてお食事の工夫や、お口の清潔を保つためのブラッシング指導も並行して行います。
これらのトレーニングを続けていただきながら、6ヶ月後などに定期的に再評価を行うことで、機能の改善状況を一緒に確認し、継続的な管理を行っていきます。

*■ おわりに*
当院のコンセプトである「しっかり噛める、だから笑顔になれる」を生涯にわたって体現していただくためには、歯そのものの治療だけでなく、お口周りの筋肉や機能のケアが必要不可欠です。また、お口の機能維持は、厚生労働省より歯科医院向けに取り組みの強化が促されている診療項目でもあります。中高年以上の皆様が、いつまでもご自身の口で美味しく食事を楽しみ、ご家族やお友達と楽しくおしゃべりをして笑顔で過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

「最近むせやすくなった」「硬いものが苦手になった」など、ほんの少しでもお口の機能に気になることがありましたら、ぜひお気軽に当院までご相談ください。 ご予約はお電話(0439-80-5577)、または24時間受付のWEB予約にて承っております。スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております!